忠実なイメージの作成 駐車場の緑化【熊谷・深谷】
現在はどの業者さんでもCADソフトを使用して、庭・外構の完成イメージをお客様に提案しています。
当社も例外ではありません。
デザインするときに、注意している事は
「現場の状況を忠実に図面に落とし込む」と言うことです。
具体的にどの様な事かと言うと。
よくある、イメージパースは「平ら」、「水平」です。
住宅の場合は、水平に家が建ち上がりますのでこれで良いでしょう。
しかし、庭、外構の場合は必ず高低差が付きます。
駐車スペースが平らであれば、水が溜まってしまいます。
土地の低い所を基準にブロックの高さなどを決めてしまうと、土地が高い所ではブロックが隠れてしまう場合があります。
外構業者さんでもこの高低差を無視して、3Dパースを提案している所もあるようですが、これが、どの様な事態を引き起こすか?
いざ、工事が始まってから「えっ、ブロックこんなに低かったの?」とか「駐車スペースこんなに勾配がつくの?」という事が起こります。
そして、「ブロックをもう一段積んでください」と頼むと「追加になります」等とトラブルの原因等にもなります。
当社はこの様なトラブルを未然に防ぐ為にも、現場の状況を出来る限り図面に反映し、イメージパースを作成してお客様に確認をして頂いております。
たとえばこちらの現場のパース、駐車スペースを芝生を使った緑あふれるスペースにされたいとのご要望で作成したパースの一部です。
この土地は道路から約25cmほど高い所に家が建っています。
そのため、車を置く所には勾配をつけました。
むかって、右側のブロック塀を見ていただくと勾配が付いているのがご確認頂けると思います。
そして、完成したお庭がこちら
奥のレンガの曲線のイメージ、配色までイメージに近い仕上りとなりました。
パースだけで判断は不十分な場合があります、お庭つくり等の際はパースに勾配、高低差等が充分反映されているか
チェックされる事も満足のいくお庭つくりの為には必要となります。
2018年7月16日
カテゴリー:現場日記(施工例), エクステリア工事の現場