DIYで人工芝を貼ってみたい!人工芝の基礎知識(準備編)
人工芝を貼る前に揃えておく道具とは?
お庭のリフォームの中で問合せが多いのが「雑草対策」です。
一言で雑草対策と言っても、様々な対策方法があります。
草むしり、草刈から砂利敷き、レンガやコンクリート等で仕上げてしまう方法まで、
工法によって、かかるコストにも幅が出てきます。
そんな雑草対策の中で、最近人気が出てきているのが「人工芝」です。
このシリーズは人工芝をDIYで施工してみたいという方に参考にして頂けば幸いです。
いきなり、人工芝を貼りだす方はいないと思いますが・・・
人工芝をDIYする為に必要な道具は?
・スコップ(先が尖っているタイプと平らなタイプ両方あると便利)
・カッター(替え歯を準備しておきましょう)
・ハサミ(大き目が便利)
・養生テープ(剥がすのが簡単なガムテープ)
・ガムテープ
・レンガや大きめの石
・マジック
・幅広粘着テープ
・U字釘
・差し金、定規(長めのもの)
・一輪車(あると便利)
・デッキブラシ
準備する道具としてはこの様な物を準備して下さい。
人工芝をDIYで貼る為に必要な資材は?
資材(材料ともいいます)は
・人工芝(ホームセンターや通販で購入)30mm以上がお勧め
・防草シート(厚手の物を)
・山砂(下地を整えるのに使います。)
・路盤材(砕石など山砂が入手出来ない場合に)
・硅砂(非常に細かい砂、仕上げに使います。)
何事も段取り・準備が大切です。
我々業者が施工する場合でもDIYでも肝心な事は「準備」です。
昔から「段取り八分仕事二分」と言うように段取りがしっかり出来れば仕上がりもキレイにできますので、慌てず、あせらずしっかりと段取りを進める事が、DIYでの成功の為の第1歩です。
DIYの人工芝貼り、まず最初にする事は?
「何をどれだけ用意したら良いのか?」これが分からないと予算がどの位になるのかも分かりませんね。我々業者でいう「見積」「積算」あたりますので重要な項目になります。
・人工芝を貼る予定の所の面積を計測します。
・その場所の現状を把握します。
例えば、設備マスや雨水マスがあったり、コンクリートの犬走りがあったりした場合は、
仕上がり高さの基準は、それらになります。今の土の高さが、それらと同じであった場合は
下地の砂と人工芝の厚み分の土を取る必要が生じます。
・資材の必要数量を積算する。
例えば20㎡であった場合
人工芝 20㎡分
防草シート 20㎡分
山砂(厚み2cmとして)
20㎡×0.02m=0.4m3 袋で販売されていた場合は袋換算しなければなりません。
当社は目安として0.1m3あたり20㎏入りの袋であれば5.5袋で積算します。
よって、0.4×5.5=22袋となります。
これで、主な資材の必要数がわかります。
これに、それぞれの単価を掛けたものが資材の予算となってきます。
ここで計画を拡大するか、縮小するか検討する事が出来ます。
次回は、施工の順序についてとなります。
お楽しみに。