目隠しフェンスの設置をする時のヒント
こんにちは熊谷・深谷の地域密着型 庭つくり・外構工事専門店(有)煉創 「がんばっ庭」です。
今回は目隠しフェンスの設置場所、イメージについてです。
「目隠し」というと
どの様な感じをイメージされるでしょうか。
・隙間がなく、外から全く見えない感じ。
・隙間は少しだけある感じ。
・背の高いフェンス。
などなど。
これまでの現場の経験で目隠しフェンスを検討されるお客様は
・庭の前に家が建っていて、ご近所のお風呂場や台所から庭が見えてしまう。
・西や東の道路からストレートで庭が見えてしまう。
・何もなくて風が凄いので風除けで設置したい。
・周りの土地が高く既存の塀の上から庭の中が見られてします。
等の理由が多かったですね。
フェンスの種類はアルミ、樹脂、木材等たくさんありますので、次回の時に説明するとして
今回ポイントとしたいのは、どの様な感じで目隠しフェンスを設置するか。
と言うことです。
お庭・外構 デザインのスタイルは、大きく分けて開放感重視の「オープン デザイン」
プライバシーやセキュリティー重視の「クローズ デザイン」になるのではないでしょうか
これに両者の良さを取り入れた「セミオープン/セミクローズ デザイン」の三つに大別することができます。
目隠しフェンスと言うとどうしても、「クローズデザイン」のイメージが先行しがちですが、
お客様の立地条件は1軒、1軒全て違います。当然ですが。
目隠し=クローズデザインと考えてしまうと、仕上がった時に硬い感じや暗い感じがしてしまう場合があります。
例えば、家の前に駐車スペースがあり、そこはオープンデザインで。
庭の中の部分的な所に目隠しフェンスを設置すると、外観的にはオープンデザインの外構となります。
一応、クローズドデザインの定義的な所は
プライバシー重視のエクステリア
接道部(敷地が道路に接している部分)や隣地境界部など、門柱、門扉、塀や生垣などで敷地の外周をすべてクローズ(閉じる)するスタイルのエクステリアデザイン。
近隣を気にせず、庭でプライベートな時間をゆっくり過ごしたい場合に有効。
また、安全・防犯対策がとりやすいというメリットもありますが、「閉じる」と言うことで資材等(フェンスやブロック塀)の高さが必要になり工事費が高くなります。
とあります。
お花や植物を楽しみたい場合、それらを含めて目隠しを考える事も必要となってきます。
塀やフェンスが高くなると、日当たりや風とおしも悪くなるので、植物の条件的には良いとは言えません。
目隠しフェンスの設置をご検討される際は、庭での過ごし方も考慮して業者さんにご相談される方が良いと思います。ただ、「目隠しフェンスを設置したい」との相談で、「あなたが外周全てをフェンスで囲みたい」とは言っていないのに、いきなり外周をグルリと囲むフェンスのイメージを出す業者さんは、あなたの事を考えてくれているのでしょうか。
2018年3月5日
カテゴリー:庭のお悩み解決所