芝張りの準備(下地編)
熊谷・深谷の庭のお悩み相談所「がんばっ庭」です。
今回は芝生の「下地編」です。
前回は準備編でした。準備編はこちらです。
今回は下地編になります。
前回も少し書きましたが、芝生を貼る場所のレベル(高さ)が上げられる様でしたら
上げた方が良いです。
今回は庭のレベルを上げる事を前提としてお話します。
下地
これは、現状の土を均すだけでも良いのですが小石があったりして中々平らにならないと
皆さんからを頂きます。
その場合、我々はどの様にしているかと言うと「山砂」という砂を使って、地面を均します。
読んで字の通り、山の砂で砂の中に土が混じっている砂です。
川砂よりも土を含んでいる為に、水持ちが良いのが特徴です。
この砂を均した土の上に2~3㎝の厚さで敷き均して転圧します。
写真のような道具が無くても、足で踏んで木の板等で均しても大丈夫です。
これは、何のためにお勧めかと言うと、砂なので均し易く凸凹を解消できるからです。
土を含んでいますので、川砂よりも水持ちが良いとう特徴もあります。
水やりは結構大変な作業ですから。
山砂はどの様に購入すればよいの?と良く問い合わせを受けます。
電話帳などで近くの建材店さんを調べて、「山砂」置いてありますか?
と聞く事が一番早いと思います。
そして、どの位必要になるかという事が目安になる計算式を書いておきます。
1.芝生を貼る面積を計算します。
2.砂の厚みを計算します。(例:約2cmとすると)
芝張りの面積×0.02となります。
単位はm3(立法メートル)です。
芝を貼る面積を30平米とすると
30×0.02=0.6m3(立法メートル)となります。
この数量を建材店さんに告げて、配達してくれるか聞いてみて下さい。
お店によっては、0.5m3以下は配達しないというお店もありますので、事前に良く確認
して頂く事をお勧めします。
勿論、山砂無しでも大丈夫です。